大分県立芸術文化短期大学国際文化学科/国際総合学科
大分県立芸術文化短期大学国際文化学科/国際総合学科での学生生活、イベントの紹介、お知らせなどを発信します。
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リチャード・デーヴィス展
12月18日から28日まで,

大分市荷揚町のアートプラザで,

国際文化学科主催の

「リチャード・デーヴィス展

  ――眼差しの記憶,記憶の眼差し――」

が開催されました。

リチャード・デーヴィス展01


リチャード・デーヴィス(Richard Davies 1945-1991)は,

ウェールズ生まれで,後にフランスに帰化した版画家です。

残念なことに,46歳という若さでその才能は失われました。

ヨーロッパでは非常に高く評価されていますが,

日本ではほとんど無名の存在。

銅版画による,おぼろ気で不思議な世界は

どことなく寂しさを感じさせるものでしたが,

何とも言えない独特の魅力を持つ作品でした。

リチャード・デーヴィス展02


巡回展として,2012年1月11日(水)から2月7日(火)まで,

九州日仏学館(福岡市中央区大名2-12-6 ビルF)でも,

この展覧会が開催されます。入場無料です。

ぜひリチャード・デーヴィスの世界をご覧ください。

お問い合わせは九州日仏学館(092-712-0904)まで。



最後になりますが,この作品展をご覧くださった皆さま,

本当にありがとうございました。

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佐世保・長崎研修旅行
国際文化学科の専門科目「現代日本論」は,

「原爆の表象」をテーマにしています。

この授業の一環で,佐世保・長崎への研修旅行を実施しました。

学生が16名参加,引率教員は「現代日本論」担当の野坂です。

1泊2日の行程で,貸切バスで一路佐世保へ。

セイルタワー

最初に訪問したのは,佐世保の海上自衛隊資料館(セイルタワー),

元自衛官の方が,軍港としての佐世保の歴史を詳しく話してくださいました。



浦頭引揚記念公園

次に訪れたのは,浦頭引揚記念公園内にある資料館。

戦後の引揚者の多くが佐世保に降り立ち,

ここから故郷へと帰って行きました。

戦争の記憶の一端に触れた思いです。



浦上天主堂

佐世保を後にして,次は長崎へ向かいます。

まずは爆心地に近い浦上天主堂。

堂内を見学し,被爆マリア像も見ることができました。

隣接する信徒会館の2階には被爆資料が展示されていました↑



新地中華街

1日目の行程は終わり,ホテル近くの新地中華街へ。

ここは横浜,神戸に並ぶ日本の3大中華街の一つです。



岡まさはる記念長崎平和資料館

第2日目,最初は岡まさはる記念長崎平和資料館へ。

ここは戦時中の日本の加害行為に関する資料が展示されています。

この日(12月11日),

南京大虐殺生存者である陳桂香さんが,

長崎での証言集会のため来日されていて,

午前中に資料館を見学なさっていました。

そして,私たちは,当時のことについてお話を伺うという

貴重な機会に恵まれました。



高島石炭資料館

その後,私たちは軍艦島クルーズに参加,

最初は高島にある石炭資料館を見学,

かつて軍艦島に住んでおられたガイドの方が,

模型を使いながら軍艦島での生活について説明してくださいました。



軍艦島

その後,船は軍艦島へ。

かなり波が高かったですが,無事上陸することができました。



トルコライス

軍艦島から戻った後は,ちょっと遅めの昼食。

長崎名物のトルコライスをいただきました。



原爆資料館

長崎原爆死没者追悼平和祈念館

最後に,長崎原爆資料館と,

併設されている長崎原爆死没者追悼平和祈念館を見学。



今回の研修旅行は,戦争の記憶を辿る旅でもあり,

また平和について考える旅でもありました。

頭と心を酷使する行程でしたが,

学生たちは,いろいろなことを感じてくれたのではないかと思っています。
フランス・クリスマスパーティ!
ちょっと早いですが…

12月9日(金)の18:00より,

本学でクリスマスパーティが開催されました。


国際交流員のテスニエ・アンブルさんが中心となって,

市民の方たちが協力し,

手作りの料理やお菓子を用意してくださいました!

フランスクリスマスパーティ1


50名近い参加者は,珍しい料理をほおばりながら,

フランスと日本のクリスマスの違いなどを語り合いました。

やはりヨーロッパでは,クリスマスは家族と過ごすもので,

ゆっくりとクリスマスの食事を楽しむみたいです。

フランスクリスマスパーティ2


ちゃんと,手作りのブッシュ・ド・ノエルもあります。

とても美味しかったです。

フランスクリスマスパーティ3


学生たちも参加して,市民の方と触れ合いました。

もうすぐ本当のクリスマス。

皆さん,素敵なクリスマスをお過ごしください。

フランスクリスマスパーティ4


ペシャワール会事務局長・福元満治氏の講演会
11月29日(火)に,国際文化学科の特別講演会が開催されました。

講師は,ペシャワール会の事務局長,福元満治さんです。



皆さんは,ペシャワールの会をご存じでしょうか?

この会は,今年で結成28年になるNGOで,

現在は主にアフガニスタンの医療活動,農業支援などを行っています。

peshawar04.jpg


福元さんのお話は,

あまり報道されていない活動の状況や,

28年間の会の歴史など,

多岐にわたる内容の貴重なお話しでした。



アフガニスタンというと,私たちは

「テロ」とか「武装勢力」などの言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし,99.9%のアフガニスタン人は,

普通の善良な農民の方々です。



1970年代のクーデタ,ソ連の軍事介入,

その後の内乱,そして9.11以後のアメリカの軍事攻撃…

こうした戦乱の歴史で傷つけられた人々は,

2000年ごろから干ばつによる甚大な被害に悩まされています。

400万人以上が饑餓に苦しみ,

100万人が餓死するほどの状態。

しかし,世界の国々は,ほとんど支援しなかったそうです。

干ばつのせいで多くの難民が生まれたのに,

世界の国々は内紛によるものだと誤解して,

支援が必要だとは考えなかったようです。



そんな中で,ペシャワール会の方々は,

現地のアフガニスタン人と共に井戸を掘り,

用水路を作って,砂で覆われた大地を農地に変えています。

用水路は,伝統的な工法を用い,環境に配慮されているようです。



また,文化に関する話もありました。

イスラム教徒の女性が用いる「ブルカ」という衣装。

顔を隠すということで,先進国は女性の抑圧だと見なし,

タリバン攻撃の正当性をアピールするために利用しました。

しかし,それぞれの文化にはどこかしら不合理な部分はあるもの。

それでも文化は受け継がれていき,尊重されます――



イスラムの人々にとって,果たして「ブルカ」は抑圧なのか?

むしろグローバル・スタンダードを押しつけているだけではないのか?

文化には本来,優劣は付けられないはずなのに…

こうした問いかけもありました。



ちなみに,これまでのアフガン支援では,

約20億円の寄付金が用いられましたが,

アフガン攻撃では何十兆円もの軍事費が使われたそうです――



詳しいことは,ぜひペシャワール会のHPをご覧下さい↓

ペシャワール会ホームページ






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