大分県立芸術文化短期大学国際文化学科/国際総合学科
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ペシャワール会事務局長・福元満治氏の講演会
11月29日(火)に,国際文化学科の特別講演会が開催されました。

講師は,ペシャワール会の事務局長,福元満治さんです。



皆さんは,ペシャワールの会をご存じでしょうか?

この会は,今年で結成28年になるNGOで,

現在は主にアフガニスタンの医療活動,農業支援などを行っています。

peshawar04.jpg


福元さんのお話は,

あまり報道されていない活動の状況や,

28年間の会の歴史など,

多岐にわたる内容の貴重なお話しでした。



アフガニスタンというと,私たちは

「テロ」とか「武装勢力」などの言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし,99.9%のアフガニスタン人は,

普通の善良な農民の方々です。



1970年代のクーデタ,ソ連の軍事介入,

その後の内乱,そして9.11以後のアメリカの軍事攻撃…

こうした戦乱の歴史で傷つけられた人々は,

2000年ごろから干ばつによる甚大な被害に悩まされています。

400万人以上が饑餓に苦しみ,

100万人が餓死するほどの状態。

しかし,世界の国々は,ほとんど支援しなかったそうです。

干ばつのせいで多くの難民が生まれたのに,

世界の国々は内紛によるものだと誤解して,

支援が必要だとは考えなかったようです。



そんな中で,ペシャワール会の方々は,

現地のアフガニスタン人と共に井戸を掘り,

用水路を作って,砂で覆われた大地を農地に変えています。

用水路は,伝統的な工法を用い,環境に配慮されているようです。



また,文化に関する話もありました。

イスラム教徒の女性が用いる「ブルカ」という衣装。

顔を隠すということで,先進国は女性の抑圧だと見なし,

タリバン攻撃の正当性をアピールするために利用しました。

しかし,それぞれの文化にはどこかしら不合理な部分はあるもの。

それでも文化は受け継がれていき,尊重されます――



イスラムの人々にとって,果たして「ブルカ」は抑圧なのか?

むしろグローバル・スタンダードを押しつけているだけではないのか?

文化には本来,優劣は付けられないはずなのに…

こうした問いかけもありました。



ちなみに,これまでのアフガン支援では,

約20億円の寄付金が用いられましたが,

アフガン攻撃では何十兆円もの軍事費が使われたそうです――



詳しいことは,ぜひペシャワール会のHPをご覧下さい↓

ペシャワール会ホームページ

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